【べっぷ 地獄めぐり】ポコポコと湧き出る「鬼石坊主地獄」と、地獄のアミューズメントパーク!?「かまど地獄」編

2021/10/10

# 別府市

■沸きたつ泥が坊主のよう?「鬼石坊主地獄」
まるで海のようなスカイブルーが綺麗な「海地獄」や、エメラルドグリーンの熱湯が美しい「白池地獄」などとはひと味違う地獄がこちら。「海地獄」のお隣にある「鬼石坊主地獄」です。

 

鬼石坊主地獄

 

「鬼石坊主地獄」は、灰色の熱泥がぽこぽこと沸騰している様子が坊主頭に似ていることからその名がついたと言われています。
この泥は約99度の熱さなのだそう!

 

「鬼石坊主地獄」は733年に記された「豊後風土記」に登場するほど長い歴史を持つ施設で、明治時代には「新坊主地獄」として観光名所となっていました。
1950年代後半には一度閉鎖されてしまったものの、復活を願う声が多買ったことから2002年にリニューアルオープンを遂げています。

 

鬼の高引

 

至る所でぽこぽこと現れる坊主頭を見ながら施設内を散策すると、ごぉぉーっと音がなる鬼の高イビキが聞こえたり、足湯もありました。
歩き疲れた足を癒してくれます。

 

 

また「鬼石坊主地獄」は、施設の隣に温泉があるのも特徴。内湯と露天風呂、露天風呂の二階にある開放感抜群の展望風呂に加え、家族風呂もあり、ゆっくり寛ぐことができますよ。

 

 

■一丁目から六丁目まで!? 実験も楽しいユニークな地獄「かまど地獄」
続いてご紹介するのは、子どもも楽しめる人気の地獄「かまど地獄」。昔から氏神である竈門八幡宮の大祭に、地獄の噴気で御供飯を炊いていたことから、その名がつきました。
「かまど地獄」は、入り口から何やら楽しそうな雰囲気です。

 

 

入り口のゲートを抜けると、地獄の鬼が幸せを運んでくる!?という御幸の鐘が出迎えてくれました。

 

 

続いてお土産物コーナーを抜けてどんどん先へ進むと、まずは一丁目。

 

 

かまど地獄は一丁目から六丁目までバリエーション豊かな地獄があるのです。
一丁目は、鬼石坊主地獄のような熱泥の地獄。鬼石坊主地獄のようなグレーではなく、茶色っぽい色味をしています。

二丁目にはかまど地獄のシンボルである鬼がおり、藤の花を咲かせます。
三丁目は海地獄のような美しいコバルトブルーの地獄。

 


五丁目は、池の色が変わる不思議な地獄。年に数回ブルーやグリーンなど色が変わったり、色の濃さが変化したり、原因は不明だそうですが自然のパワーを感じる地獄です。

 

 

そして五丁目の奥が六丁目。五丁目と六丁目ではスタッフさんが90度以上の温泉に息を吹きかける煙を使った実験なども行ってくれますよ。

 

 

さてそんな見どころいっぱいの地獄には、なんと嬉しい極楽スポットも。

 

 

喉や肌に潤いを与えてくれる湯や、足湯、また飲泉などもあり、健康になることができると人気です。
さらには唐辛子のかかった赤鬼ソフトや、ブラックペッパーを散らした地獄ソフト、醤油ぷりん、抹茶ぷりんのほか、温泉ピータン(地獄蒸したまご)など様々なスイーツがあり、家族連れでゆっくり楽しむことができる、アミューズメントスポットのような地獄なのです。

 


鬼石坊主地獄
所:大分県別府市鉄輪559-1
営:8:00〜17:00
休:なし
料:大人400円

かまど地獄
所:大分県別府市鉄輪662
営:8:00〜17:00
休:なし
料:大人400円

「鬼石坊主地獄」と「かまど地獄」は「地獄めぐり」の共通券で入場できます。
料金:
大人(高校生以上)2,000円
小人(小・中学生)1,000円

 


 

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