平和の尊さを感じる「佐伯市平和祈念館やわらぎ」と港町の食堂へ

豊かな海の幸、和の風情が癒される城下町をイメージする方が多いと思いますが、実は昭和初期から太平洋戦争中にかけ、「佐伯海軍航空隊」「佐伯防備隊」などの海軍基地や、豊予要塞鶴見砲台などの陸軍基地が、多く建設された場所でもあります。
今回は戦争と、平和について深く考えることができる場所「佐伯市平和祈念館やわらぎ」を訪れてみました。
佐伯海軍航空隊兵舎だった場所にある祈念館
「佐伯市平和祈念館やわらぎ」は、1997年に「佐伯海軍航空隊兵舎」の跡地に開館しました。こちらでは軍都であった佐伯の歴史から、悲惨な対戦について知ることができます。1階は戦前〜戦中、敗戦〜敗戦後の佐伯と戦争についての展示物などが、2階には、海軍航空隊にまつわる資料や、第二次世界大戦までの世界と日本についてなどが、各コーナーに分かれて、紹介されています。
佐伯市海軍航空隊の概要や、戦争経験者が残した遺品や証言の書類、真珠湾攻撃で隊員が身に着けていた航空帽や航空服など、たくさんの展示物が残されており、戦争の悲惨さを伝えるとともに平和の大切さを現代を生きる私たちにたくさん教えてくれます。
戦前〜戦時中や、敗戦後の佐伯の人々の暮らしを紹介するコーナーには、もんぺや背負い籠など、厳しい暮らしを物語る資料や用具が多数展示されていました。
とても便利になった現代だからこそ、平和の大切さを改めてじっくりと目で見て知ることができ、毎日を豊かに暮らせることに感謝しなければ、と感じました。
戦争を体験する人が時代とともに減ってきたからこそ、この祈念館のような場所を訪れて、平和の尊さを学ぶことはとても大切ですね。
港町の人気食堂「レストラン フェリー」
平和について学び、その大切さをじっくり感じた帰り道、祈念館からもほど近い佐伯港の突端にある食堂で昼食をとりました。訪れたのは旧フェリーターミナル(取材時、休止中の宿毛フェリー)の一角にある「レストラン フェリー」。お昼時にはたくさんのお客さんが入れ代わり立ち代わり訪れる人気店です。
メニューは海鮮丼、かつ丼、定食など実に幅広く並ぶ中、一番人気のメニューであり「フェリーといえばこれ!」といえるほど名物なのが「ちゃんぽん」。確かに…見渡すと多くのお客さんがチャンポンを注文していました!
器いっぱいに盛られた具とコクのあるスープ、つるつるとしたのど越しの麺は、いつたべてもホッとする美味しさ。どこか懐かしく、旨味もたっぷりな味わいを堪能。すごいボリュームなのに、気づけばペロリと平らげてしまいました。
今回は、佐伯市郊外の2スポットをご紹介しました。佐伯にはまだまだ様々な魅力あるスポットがありますが、ぜひ今回ご紹介した場所も立ち寄ってみてくださいね。
■佐伯市平和祈念館やわらぎ
佐伯市鶴谷町3-3-12
■レストラン フェリー
佐伯市葛港1-1
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