番匠川をテーマに、自然の素晴らしさを体感できる「番匠おさかな館」

美しい緑や海に包まれ、一級河川の「番匠川」が流れる佐伯市。今回訪れたのは、佐伯市内中心部から車で約15分ほどの場所にある「道の駅やよい」に隣接する「番匠おさかな館」です。県内でも類を見ない道の駅に隣接する水族館とは、一体どんな場所なのでしょうか?早速ご紹介しましょう。
番匠川流域に生息する生き物が集う、淡水水族館
「番匠おさかな館」はその名のとおり、九州でも指折りの清流として名高い「番匠川」に生息する生きものや自然の魅力を知ることができる、小さな水族館です。
館内へ足を踏み入れると、番匠川の上流〜中流、下流と、水域ごとに分けられた大きな水槽が。上・中流域はヤマメやアユ、下流域ならコイやオイカワなど、それぞれのエリアに生息する生き物を間近に見ることができ、まるで番匠川をそのまま水族館にもってきたような雰囲気が特徴的です。
川は普段、眺めることはあっても、生息する生き物までは見る機会がないので、「こんな生きものがいるんだぁ」と思わず水槽にくぎ付けになってしまいました。
小川や水路に生息するものや、地域で発見された「金のスッポン」も展示。突然変異によりこの色になったそうで、これまた興味深い!
そのほかにも様々な淡水魚などの生きものが趣向を凝らしたスタイルで展示されています。
地元の川や海の生態系の大切さがわかる展示内容が特徴です。
世界の熱帯淡水魚なども展示
館内の順路をたどりすすんでいくと、ジャングルか植物園のような造りの空間があり、世界の熱帯淡水魚が展示されています。
目に留まったのは「レッドフック・メニチス」「ブラックハンド・メニチス」など、ピラニアの仲間の魚。南米に主に生息する魚に、佐伯で出会えるなんて!すごくレアな展示なのです。
他にもアフリカのマラウイ湖に生息するという色鮮やかでかわいらしい魚や、アマゾン川に生息する魚など、貴重な生きものと出会うことができました。
魚やそのほかの生きものについて楽しみながら学べるスペースも
さまざまな珍しい生きものを見ることができるだけでなく、番匠川に生息する生きものに関する資料や本がずらりと並ぶコーナーや、パズルやゲーム感覚で遊びながら魚のことを学べるコーナーなどもあります。
また館内入口には「ガラ・るふぁ」(ドクターフィッシュ)のクリーニング体験もあり、水槽に手を入れると小さな魚たちが手の古い角質を食べてくるというもので、そのくすぐったさにお客さんから歓声が上がっていました。
館内への入場料も中学生以上500円、小学生以下300円、3歳以下は無料(※記事公開時点の料金です)とかなりお手頃で、これだけ楽しめるのはかなりコスパのよい遊び場です。
ぜひ、家族で出かけてみてくださいね。
■番匠おさかな館
佐伯市弥生大字上小倉898
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