温泉が生まれるまで”の旅を体験!? アカデミック・エンターテイメント施設「地獄温泉ミュージアム」
別府温泉の歴史や不思議を学んで、“もっと愛おしくなる”体験を
「温泉が、もっと愛おしくなる」をコンセプトに掲げた、アカデミック・エンターテイメント施設が2022年
12月、別府市にオープンしました!
場所は、湯煙が至るところで立ちのぼる別府市鉄輪地区。かまど地獄からメインストリートの
みゆき坂を下ると、左手に現れるのが、新たな観光スポット「地獄温泉ミュージアム」です。
50年もの歳月をかけて生まれる温泉の旅を来場者が体験することで、温泉への理解を深め、鉄輪で人気の
地獄めぐりをさらに楽しいものへと昇華してくれるという「地獄温泉ミュージアム」。
一体どのような施設なのか、ミュージアムの魅力をお届けします。
4つのエリアで温泉誕生の歴史をたどる
館内は4つのエリアに分かれており、順番に巡りながら体験をすることで、温泉の歴史や文化を学ぶことが
できるようになっています。
チケットを購入して早速入場。入場は館内で上映される映像作品に合わせて、10分ごとに入場することが
できます。
最初のエリアであるSCENE1は「空からの贈りもの」がテーマ。
床面のプロジェクションマッピングを囲んで椅子が配置されています。プロジェクションマッピングでは、
雨水が地上に降り注ぎ、地面に染み込んでいく様子が映し出されます。地下深くまで染み込んだ水が温泉に
なるには約50年の歳月がかかるのです。
そんな温泉の始まりからミュージアムは始まります。
続いて奥へと進むと、真っ赤な部屋、SCENE2「50年もの地中の旅」。
カーテンで仕切られた迷路のような道を進みながら、50年もの歳月をかけて温泉水になっていく様子を
体験することができます。
ここでは、入り口でもらったポストカードに複数箇所に設置されたさまざまな形や色の湯煙スタンプを
押しながら、自分だけのオリジナルポストカードを作っていきます。
どんどん進んでいくと、今度は鏡ばりの緑の部屋へ。
アーティスティックな空間ですよね!
さて、その緑の空間を抜けた先には、ポストカードに集めたスタンプがどんな温泉水になったかを
導いてくれるコーナーも!
一緒にいった友人や家族と、それぞれの泉質をチェックしてみてくださいね。
SCENE3は「人や文化との出会い」。
次はまるで浴場のようなシアターです。ここでは鉄輪の地獄を鎮めたと言われる一遍上人のストーリーや、
泉源の近くで暮らしてきたからこそ生まれた鉄輪の地獄の文化、そして現在観光地として多くの人々が
訪れているという歴史を映像で辿ります。
SCENE4は「今、そして未来へ」。
地獄文化の広がりや多様な新しい取り組みを継続的に発信していく、企画展示のコーナーです。
訪れた際は『「地獄祭」展ー地獄ではぐくむ、芸術の源泉ー』が行われていました。
2021年にクリエイティブディレクターでデザイナーの廣川玉枝氏が新しく生み出したという「祭」の展示が
行われています。
カフェやここだけのこだわりギフトも!
ミュージアムのエントランスにある「50 CAFE」やギフトショップは入館料不要で立ち寄ることができます。
カフェでは湯煙を眺めながら、スペシャルティコーヒーや、無添加のオリジナル「地獄温泉ヒナタドッグ」
のほか、大分産のブランドいちご、ベリーツを使ったソフトクリームなどがいただけます。
温泉をモチーフにしたお土産物もたくさん並んでいますので、地獄めぐりの観光に来た際は、
こちらのミュージアムにぜひお立ち寄りを。
■地獄温泉ミュージアム
大分県別府市鉄輪321-1
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