転勤や卒業などの理由で住み替えをご検討の場合は、住み替え時期が限定されるので仕方がありませんが、「部屋が狭いから」「家族が増えるから」といった理由での住み替えを検討されているのであれば、住み替える時期(タイミング)にも着目すると良いかもしれません。

以下のような理由で住み替えされる方が多い時期は、引っ越し業者等も忙しくなるため、それ以外の時期より引っ越し費用が割高になる可能性があります。

• 進学や就職で新生活がスタートする2月～3月
• 企業の転勤が多い9～10月

また、お部屋探しを始めるタイミングによっては、人気の物件は既にどこも決まっていて、良い物件が見つからないといったこともあります。

逆に退去される方が多い時期にもなりますので、競争率の高い物件で空室がでてきたり、フリーレントや敷金・礼金0といったその期間だけのお得なキャンペーンを行っているといったメリットがあるかもしれません。

結婚した際や出産・子供の進学を機に「マイホーム」の購入を検討される方が多くいらっしゃいます。増税前なども駆け込みでの購入者が増える時期です。
では、本当に今がタイミングなのか？これに関しては各家庭それぞれの事情がありますので、正解はありません。

ですが、家は生涯で一番高い買い物、一度購入したらすぐに手放せるものではありません。
中古住宅やマンションにしても、家を建てるための土地にしても、一生ものだからこそ簡単に理想に巡り合えるものではなく、つまり巡り合えたタイミングが一番ベストな住み替えのタイミングと言えるのではないでしょうか。

そのタイミングで躊躇しないで飛び込めるように、家を購入するための準備を一日でも早く始めましょう。いつでも早すぎるということはありません。
頭金を貯めつつ、自分の理想とするマイホーム像を洗い出し、常に不動産情報に目を光らせながら不動産に関する知識を蓄える。
理想のマイホームに巡り合えたベストなタイミングを逃してしまった・・・とならない為に、今こそ準備を始める時期です。