とんち話を楽しみながら遊べる! 「吉四六ランド」
とんち名人・吉四六さんのレジャーパーク
大分県民ならば一休さんよりも馴染み深い!? 吉四六(きっちょむ)さん。
大分県の中西南部を中心に語り継がれる、民話の主人公で、クスッと笑えるとんち話で知られています。
吉四六さんのとんち話は吉四六話としてまとめられ、「柿の見張り番」や「天昇り」といった話のほか、200もの説話が残っています。
その吉四六さんですが、実は実在の人物。
1628年、江戸時代に野津町で生まれた廣田吉右衛門(きちえもん)であり、吉右衛門がなまって、きっちょむと呼ばれるようになったと言われています。
また、代々小庄屋を務め、苗字帯刀が許された由緒ある家柄の生まれだったそうです。
今では笑い話として語り継がれている吉四六さんの逸話ですが、とても働き者の吉四六さんは、当時、年貢の厳しい取り立てに苦しむ庶民の味方になったり、人を喜ばせ、そして楽しませるとんちを利かせて、人々を救ったとも言われています。
「吉四六ランド」は、そんな野津町に縁ある吉四六さんの魅力に触れることができるレジャーパークです。
サッカーやグラウンドゴルフに利用できる多目的グラウンドや、子どもたちに人気の遊具、ナイター設備付きの野球場、テニスコート、ゲートボール場に野外ステージと、さまざまな用途で利用できる、約15万平方もの敷地を持つ総合施設となっています。
施設内には吉四六話が書かれた立て看板がいくつも設置されており、吉四六さんのとんち話を読むだけでも楽しく過ごすことができますよ。
可愛らしい吉四六さんのキャラクターイラストやオブジェもあるので、探してみてくださいね。
県下有数の桜の名所! 子どもが喜ぶ遊具も!
多様な施設が併設されたレジャーパークである「吉四六ランド」ですが、春には多くの花見客が訪れ賑わいます。
施設内には樹齢約40年、2000本ものソメイヨシノが満開に咲き、その美しさから桜の名所としても知られています。
施設内にはウォーキングコースも綺麗に整備されているほか、子どもたちに人気の遊具もたくさん設置されています。
また、吉四六さんの奥さんの名前をとった「おへまハウス」というお食事処もあり、名物の「ぴんころうどん」をいただけます。
ぴんころとは、ぴんぴんころりの略。健康長寿になればという想いが込められたうどんです。
麺には甘味の強いさつまいも「甘太くん」の若葉パウダーが練り込まれており、地元産の野菜のかき揚げがトッピングされています。
訪れた際はぜひ味わってみてください。
「吉四六ランド」から車で5分ほどの位置にある、紅葉で有名な「普現寺」には吉四六さんのお墓があります。
散策ついでにそちらも訪れてみると、より大分のヒーローである吉四六さんのことを知ることができますよ。
■吉四六ランド
住所:大分県臼杵市野津町大字原326
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