平安時代から続く、県内有数の古社「春日神社」
■緑溢れる憩いの神社
大分市中心部、春日地区にある緑豊かな杜。
街中とは思えない静かな場所に建つのが、「春日神社」です。
「春日神社」の歴史は古く、始まりは貞観2年(860年)、平安時代のこと。
豊後国の国司であった藤原朝臣世数が、奈良春日大社の四所大神をお迎えし、創建したとされています。
当時は、大友氏に夜南蛮貿易基地が、境内のそばにある春日浦で展開していたり、島津軍の入府による諸社殿の破壊に見舞われるなどで、
盛衰を繰り返していたそうですが、それでもこの地に残り続け、1100年以上の歴史を紡いできた由緒ある神社です。
■約8000坪の境内は散策にも最適
大分市の中心部にある神社ですが、境内の面積は、なんと約8000坪。とっても広いんです。
境内の中には樹木の総数が約500本ほどあると言われており、青々と生い茂る緑が迎えてくれます。
木々の中でも特に印象的なのが御神木。
「春日神社」の御神木である大楠は、参道を挟み左右並んでいるのです。
写真に収まらないくらい大きな御神木です。左右並んでいるなんて、とっても珍しいですよね。
そしてこの参道を進む先に見えてくるのが、厳かな雰囲気を放つ本殿です。
朱色が青空に映えてとても美しく、またその様式美にも見惚れてしまいます。
境内の奥には稲荷神社のほか、社務所がある参集殿では、披露宴会場としても活躍。
雅楽の音色に導かれながら、白無垢を身に纏い、参列の方々とともに整列して神殿まで進む「参進の儀」は、まるで花嫁行列のようだと、その雅な儀式に憧れを持つ花嫁も多いそうです。
また、結婚式では日本の伝統衣装である十二単を着ることや、ドレスアップして披露宴パーティーを行うことも可能となっています。
初詣に、七五三、厄除けなどなど、様々なシーンで訪れる神社で、結婚式をするのも良いですね。
■春日神社の四祭神
さて、パワースポットとしても親しまれている春日神社には、どんな神様がいらっしゃるのか、春日神社の四祭神についてご紹介します。
・竹武甕槌命(たけみかづちのみこと)
勝運、産業繁栄、交通安全など。
国譲りで、大国主命の子・健御名方神に勝ち、国譲りを成し遂げた神
・経津主命(ふつぬしのみこと)
勝運、交通安全、国家鎮護、諸産業の繁栄など。 経津は、剣の切る勢いを示し、勇武をあらわしている。 災難除けの神でもある。
・天津児屋根命(あまつこやねのみこと)
国土安泰、産業繁栄、家内安全、交通安全、智育守護など。
常に国政に参与して、国土経営に大きく貢献した祭祀を司る。
・姫大神(ひめおおかみ)
天津児屋根命のお妃。
勝運や産業繁栄にもご利益があるということですから、勝負前の願掛けや、商売繁盛のお願いにお出かけしてみるのも良いですね!
■春日神社
住所:大分市勢家町4丁目6番87号
tel:097-532-5638
https://www.kasuganomori.jp/
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