日本最大級の展示規模を誇る「大分県立埋蔵文化財センター」
■歴史的価値がある遺物が展示!
「埋蔵文化財センター」とは、その名の通り、大分県で出土した文化財の調査や、整理、保管、展示などを行う施設です。
以前は「大分県立芸術会館」であった場所を受け継ぎ、平成29年に誕生したのですが、こちらの施設、「知らない」という方も多いのではないでしょうか?
ちょっぴり堅苦しい名前がゆえ、とっつきにくいかもしれませんが、こちらの施設、実は日本でも最大規模の展示スペースを誇るすごい施設なんです。
と、聞くとちょっと興味が湧いてきますよね。
ということで、今回は大分県が誇る埋蔵文化財の世界へご案内します!
■歴史を学ぶ、2つの展示室
施設の中には、「豊の国考古学館」と「BVNGO大友資料館」の2つの常設展示室に加え、企画展示室があります。
「豊の国考古学館」は旧石器時代から江戸時代までの埋蔵物が展示されています。
まず展示されているのは旧石器時代の埋蔵物。数万年前のものという、とても貴重な展示物があるのは驚きです。
展示室を奥に進むに連れて時代が移り変わるようになっており、狩猟生活から農耕生活へ変わったことによって変化した生活の道具など、現代に繋がる人々の知恵と歴史を感じることができます。
また各ブースには映像で解説もあるため、あまり歴史に詳しくないという方も楽しく見ることができますよ。
「豊の国考古学館」の最後には、壁一面にずらーっと土器が並ぶ圧巻の展示が。
段々と色がついたり、模様がついたり、複雑な形になっていく様子が一眼で見ることができるのが魅力です。土器は全部で170点あるそうで、これだけの数が残っているというのもすごいですよね!
続いてお隣にある「BVNGO大友資料館」は、大友宗麟に関連する資料や出土品を展示するコーナーです。
大分県の歴史を感じることができますよ。
また奥に進むと企画展示室があり、月に一度、様々なテーマで企画展が開催されています。SNSやホームページなどで企画展の詳細はチェックできますので、ぜひ行く前にどんな展示があるか確認してみてください。
■土器づくりの体験も!
「埋蔵文化財センター」の敷地内にある「歴史体験学習館」では、勾玉作りや土器作り、火起こし体験、可愛らしい犬形の土製品作りなどを無料〜300円ほどで体験することができます。
どの体験も予約不要で、30分程度で楽しむことができます。ちなみに昔のお守りで、中世大友府内町跡で多く出土さえたという犬形土製品は、このように粘土を用いて形を作っていきます。とても簡単にできましたので、お試しあれ。
また、館内には過去に発掘調査で出土した遺物を修蔵する修蔵室があり、普段は立ち入り禁止となっていますが、不定期に開催されているバックヤードツアーで、膨大な量の出土品が保存されている様子を見ることができるそうです。
子どもと一緒に楽しむことができるスポットとなっていますので、ぜひ夏休みの自由研究や思い出作りにいかがでしょうか。
■大分県立埋蔵文化財センター
所:大分県大分市牧緑町1-61
T E L:097-552-0077
営:9:00〜17:00
休:月曜
https://www.pref.oita.jp/site/maizobunka/
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