大分の歴史と文化を最新技術で展示「大分県立歴史博物館」
■史跡公園「宇佐風土記の丘」にある博物館
貴重な文化財を展示し、大分県の歴史と文化を伝える県立歴史博物館。昭和56年に誕生した「県立宇佐風土記の丘歴史民族資料館」を前身とし、平成10年に館名が変わり、リニューアルオープンしています。
県立歴史博物館は館内の展示はもちろんのこと、館が建つ敷地内にも歴史を感じる見所がたくさんあります。県立歴史博物館は、「宇佐風土記の丘」と名がつく、史跡公園の中に建築されました。
「宇佐風土記の丘」は国指定史跡である川部・高森古墳群を含み、宇佐市を流れる駅館川東岸の河岸段丘上の台地に広がる、総面積約19.2haもの広大な史跡公園です。九州最古の前方後円墳の一つである赤塚古墳をはじめ、6基の前方後円墳があり、様々な史跡が点在している歴史ある空間となっています。
古墳の構造や出土品をA Rコンテンツで楽しめるスポットもあるのでぜひ探してみてください。
博物館では自転車のレンタルもしているので、自転車を借りて広大な敷地内をゆっくり散策するのもおすすめです。
■プロジェクションマッピングで歴史を紐解く
さて、「宇佐風土記の丘」を存分に楽しんだ後は、いよいよ博物館内へ。館内に入るとエントランスにどーんと現れるのが、豊後高田市にある国内最古にして最大級の磨崖仏「熊野磨崖仏」の実物大模型です。
令和3年2月より、1時間に1回プロジェクションマッピングで磨崖仏が造られた歴史的背景を解説する映像が投影されるようになりました。
歴史博物館のキャラクターであるごりんくんが分かりやすく解説してくれるので、大人も子どもも楽しめますよ。
館内の奥に進むと、平常展示が。古代の人々の暮らしの様子や、豊の国の仏教文化、信仰と暮らし、また八幡社の総本宮である宇佐神宮の歴史と文化、国東半島に根付く六郷山の文化などを出土品や様々な資料を展示しながら解説しています。
さすが県の博物館だけあって、資料展示が豊富なためじっくり見ているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。
平常展示のコーナーの中央にあるのが、豊後高田市にある由緒ある寺院、富貴寺大堂のレプリカです。
中に入ると、金色に輝く阿弥陀如来像や堂内に描かれた色鮮やかな浄土の世界を体感することができます。
またこの富貴寺大堂もプロジェクションマッピングを楽しむことができますよ。
文字や資料だけでは伝わりにくい浄土の世界を映像でわかりやすく解説しています。
このように最新技術を使った映像や体験によって歴史を噛み砕いて表現してくれており、子どもも楽しみながら学ぶことができる県立歴史博物館。ぜひ史跡公園の宇佐風土記の丘も一緒に巡って、豊の国の歴史を学んでみてください。
■宇佐風土記の丘 大分県立博物館
〒872-0101 大分県宇佐市大字高森字京塚
T E L:0978-37-2100
営:9:00〜17:00
休:月曜(祝日・振替休日の場合はその直後の平日)、12/28〜1/4
料:310円、高・大学生160円
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