レトロ空間へタイムスリップ! 映画の舞台としても人気の「昭和の町」
■フォトスポット満載!
豊後高田市の中心部に突如として現れる昭和の町。懐かしい看板たちが迎えてくれる町には、当時走っていたボンネットバスやレトロカーがあり、一歩足を踏み入れれば昭和の時代へタイムスリップしてしまったかのような感覚に陥ります。
このレトロな町は映画の舞台に使われることもあり、休日にはロケ地巡りをする観光客で多く賑わいます。
こちらはあの国民的アニメのシーンを彷彿させる土管。書店街の入り口にある人気のフォトスポット!
今回は歩いて見て回るだけでも楽しい、そんな昭和の町をご紹介。
■昔懐かしい雰囲気漂う商店街
昭和の町には8つの商店街があります。メインストリートである新町通り商店街には、右も左も昭和当時の面影を残す店舗がずらりと並んでいます。
もともとこの中心商店街は江戸時代から昭和30年代にかけて、国東半島でもっとも栄えた町として知られていました。
しかし、時の流れとともに平成に入ってからは急速に衰退。「犬と猫しか通らない」と言われるほど寂れたシャッター街となっていたそうです。
このままでは商店街がなくなってしまうという危機感から、2001年に商店街の有志が立ち上がり町おこしを決意します。
そこで生まれたアイデアが、商店街が最も栄えていた昭和30年代の風景を蘇らせる「昭和の町」プロジェクト。
当初は7店舗だけで始まったそうですが、現在は店舗数が50店舗近くに増加。シャッター店舗はかなり減少し、今では年間40万人もの観光客が訪れる人気スポットへと変貌を遂げたのです。
■映画のロケ地にも!
昭和の町がロケ地になった映画で有名なものが、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」。東野圭吾さんの同名小説を実写映画化した作品です。
主演を「Hey! Say! JUMP」の山田涼介さんが務め、西田敏行さん、成海璃子さん、林遣都さんなど豪華キャストが共演した人気映画が豊後高田市で撮影され、話題となりました。
メインセットとなったナミヤ雑貨店は残念ながら取り壊されてしまっていますが、近くにある中央通商店街の店舗で再現されています。現在1階は美容室が入っていますよ。
他にも映画で使われた看板や衣装、撮影時の写真、キャストのサインなどが昭和の町の至るところで展示されています。
昭和の町のランドマークでもある「昭和ロマン蔵」にも貴重な展示がされています。(無料で見学できます)
また「Hey! Say! JUMP」の知念侑季さんが主演、中川大志さん、小松菜奈さんらが共演した小玉ユキさんの青春漫画「坂道のアポロン」も撮影が昭和の町で行われていたことをご存知ですか?
様々な映画や動画のロケ地となっている昭和の町。ロケ地ガイドマップも作られているので、映画を観たあとはマップを見ながらロケ地巡礼をしてみるのも良いですね!
マップには撮影エピソードも載っているので、ぜひチェックして。
■案内人さんと一緒に町を巡ろう!
昭和の町では、町の歴史を知り尽くした「ご案内人さん」がおり、事前の予約で一緒に町巡りを行ってくれます。
昭和当時の商人のヒストリーや、町おこしの苦労話、ご案内人さんだけが知っている町の魅力など様々なエピソードを聞きながら町歩きをすると、昭和の町のことをもっと好きになれるはず。
(10日前までの予約が必要です。1団体につき2000円、60分)
週末には昭和の町の名物となっているボンネットバスの乗車体験も可能なので、当時の景色に思いを馳せながらバスに乗ってみるのもオススメ。
また昭和のレトロで可愛い洋服をレンタルしているところもあるので、好きな衣装を選んで写真撮影を楽しみながら町へ繰り出して見ませんか。
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