野津原の新スポット! 大自然に囲まれたロックフィルダム「ななせダム」
■七瀬川上流に誕生した「ななせダム」
2019年11月に完成した「ななせダム」。1970年の予備調査から約50年をかけて完成しました。建設中は「大分川ダム」と言う名称で親しまれていましたが、建設完了時に「ななせダム」へと名称変更されました。
そんな「ななせダム」は、大分川沿川の地域を洪水災害から守る「洪水調節」、日照りが続いて河川の水量が減少してもダムに貯めた水を補給することで、川の水量を保ち、水辺の生態系を守る「河川環境の保全」、渇水状態に陥った場合でも、ダムに貯めた水を供給し安定的に水道を使用できるようにする「水道用水の確保」、3つの役割と目的を持って建設されました。
「ななせダム」は高さが約92m、ダムに貯められる水の量は約2400万㎥。高さは30階建のビルに相当し、容積は大分市の昭和電工ドームの約13杯分と同じなんだとか!
ドームの約13杯分はちょっと想像が難しいですが・・・かなりの水を貯蓄できるみたいですね!
「ななせダム」は「ロックフィルダム」という形式で建設されました。
「ロックフィルダム」とは、岩石や土石などの天然の材料を積み上げて作るダムのこと。中心部には水を通しにくいコア材という物を用い、その周りにコア材の流出を防ぐフィルター材、一番外側にはダムの大部分を構成するロック材が使われるという3層構造により堤体の安全を保つように作られているのです。
また、ダムの周辺には展望所や「のつはる湖」をぐるりと周遊できる1周7.7キロの道路も整備されています。
展望スポットにはダムの説明やダムが建設される以前の写真なども看板となって設置されているので、ダムの歴史や目的などを勉強しながらドライブを楽しむのもオススメですよ。
第二展望所にはフォトスポットが! ちょっと変わった顔出しパネルもありました!
■ダム湖を眺めながらランチを「道の駅のつはる」
2019年11月、ダムの完成に合わせて国道442号線沿い、「ななせダム」のそばに「道の駅のつはる」が開駅しました!
野津原地区でとれた新鮮で安心な農産物や加工品を取りそろえた直売所と、大分県産食材を使ったメニューが自慢のカフェレストランを併設した「道の駅のつはる」は、ダムに来たなら必ず立ち寄りたいスポット。
茶色の落ち着いたトーンで作られた建物は、野津原地区にある国指定重要文化財となっている茅葺き棟造りの「後藤家住宅」をモチーフに建設されたそうです。
ダム側はガラス張りになっており、外にはウッドデッキの休憩スペースも用意。ダムを眺めながら道の駅で購入したお弁当を楽しんだり、野津原の「豊の七瀬柿」を使ったソフトクリームなどをいただけます。
カフェレストランでは大分県産の天然シシ肉や冠地どりを使ったメニューが。写真はボリューム満点の冠地どりバーガーです。
そしてドライブのお供にはこちらの「ななせ焼き」がおすすめ。七瀬川を泳ぐ鮎をイメージした可愛らしい回転焼。つぶあん、カスタード、芋あんの3種類から選ぶことができますよ。
■天空の広場にも注目!
さらに2020年7月、「ななせダム」の堤体に使用した土や岩石を採取した山の跡地を整備し、野外ステージや多目的グラウンドを備えた多目的に使える広場が完成しました!
その名も「のつはる天空広場」! 展望広場からの景色は圧巻!
多目的広場は人工芝と土のグラウンドがあり、正面には野外ステージを完備。また車で上まで上がれる高台には野津原を一望できる広々とした展望広場があり、各種イベントに使用できます。
ドライブはもちろん、サイクリングやウォーキングなどにもぴったりな「ななせ川ダム」周辺。岩石を美しく積み上げたダムはもちろん、野津原の豊かな自然を楽しみながら散策してみませんか。
■道の駅のつはる
870-1213 大分県大分市下原1717番地の1
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