歩道専用として高さ日本一! 紅葉の名所「九重“夢”大吊橋」
■迫力満点な大吊り橋
九重町にある九酔渓温泉のそばにある「九重“夢”大吊橋」。標高777m、長さ390m、高さ173mを誇り、人が渡れる吊り橋としては日本一の高さを誇る大吊橋です。
2006年10月の建築当初は歩行者専用橋として日本一の長さ&高さを誇る橋でしたが、2015年に開通した箱根西麓・三島大吊橋(400m)に抜かれてしまいました・・・。
しかし高さは依然として日本一!
落成以来1000万人以上が訪れているという人気の観光スポットです。
今回はそんなスリル満点な大吊り橋からの風景をお届けします!
■真下が見えるスリルスポット!
大吊り橋は「中村エリア」と「北方エリア」を結んでいます。駐車場が広く、観光案内所や九重町の野菜や果物などを販売する物産直売所などがあることから、ほとんどの方が中村エリアから渡っています。
近くで見ればみるほど圧倒される大きな橋。吊り橋の幅は1.5mあり、車椅子でも余裕で離合できるほどの広さです。吊り橋はコンクリートや鉄骨でできており、強度は119t。65kgの人が約1800人乗っても耐えられるという頑丈な橋。
また地震は震度7まで、風速は65mまで耐えられるそうで、あまり大きく揺れることはありません。高所恐怖症の方は少し怖いかも・・・ですが、安心して渡ってくださいね。
“天空の散歩道”というキャッチフレーズがついているだけあって、橋を渡っていると360度大パノラマで九重町の雄大な自然を体感することができますよ。
景色を楽しみながら歩いていると、橋の中心に現れるのが、スリルスポット!
吊り橋から173m下に流れる川を見る事ができます。かなり高い・・・!
このスリルスポットには大吊り橋から眺める事ができる山々の詳細や、高さの比較などがされた看板が。173mってゴジラよりも高いんですね!
■滝百選に選ばれた「震動の滝」
標高777mの橋の上から見ることができる見所の一つに九重を代表する名瀑があります。
日本の滝百選の1つに選出された、九州でも有数の大きさを誇る名瀑「震動の滝」の雄滝(落差83m)と雌滝(落差93m)。雄滝が写真の右側です。
橋の上からは2つの滝の全景を望むことができますよ。(日本の滝百選に選出されたのは雄滝のみ)。
玖珠川上流の九酔渓にある「震動の滝」は、滝の水量が多いときには周囲を振動させるほどの勢いがあることからその名が付けられたと言われています。
この「震動の滝」は900年も前の文献「船岡新宮八幡縁起」にも見られ、また田能村竹田も「豊後国志」内でも滝についての描写をされているなど、昔から親しまれてきた滝です。また滝と年老いた龍神にまつわる伝説も残されおり、伝説についての詳細は、中村入り口の左側にある展望広場の案内看板で知ることができます!
■紅葉シーズンが人気!
吊り橋は四季折々の自然を体感できるのが大きな魅力。中でも毎年10月下旬から11月中旬にかけて吊り橋の上から見ることができる鮮やかな紅葉は美しく、一度は見ておきたい名所の一つとして知られています。
北方エリアには徒歩5分ほどの場所に展望台があり、吊り橋の全景を眺める事ができるフォトスポットとなっています。
真っ赤に染まる景色と大吊り橋との写真を撮る事ができる絶好のポイントです。
■名物グルメをテイクアウト!
吊り橋を満喫したなら、忘れずに食べておきたいのが名物「九重“夢”バーガー」です。
「九重“夢”バーガー」は、九重町が佐世保市と姉妹都市であることから、佐世保市の佐世保バーガーに影響を受けて、九重町の特産品を用いたバーガーが生まれました。現在九重町の飲食店で販売されています。
中村エリアにある「物産直売所 天空館」では4種類の「九重“夢”バーガー」を販売しています。豊後牛を使った「モモガー」や猪肉を用いた「シシガー」、「鹿ガー」、「豚ガー」、小さめサイズの「レディース」と、ビッグサイズの「ドリーム」があります。
手作りのパテと自家製ソースが自慢の味をぜひテイクアウトして見てくださいね。
■九重“夢”大吊橋
玖珠郡九重町田野1208
料金:中学生以上500円、小学生200円、乳幼児無料
http://www.yumeooturihashi.com/
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