「久留島武彦記念館」と城下町であったかランチ

昔話に出てきそうな、のどかで静かな時間が流れる玖珠町は、「日本のアンデルセン」とも呼ばれる児童文学者、「久留島武彦」の出身地としても知られる町であり、「童話の里」としても有名な地域です。
玖珠町出身の久留島武彦は、明治から昭和にかけて「児童文化」という概念がまだ確立していない時代から、子どもたちに物語を届けるために全国を巡り、口演活動に力を注いだ教育者。そんな彼の功績をたたえ、「久留島武彦記念館」は建てられたそうです。
日本のアンデルセンと称された偉人「久留島武彦」ワールドへ
館内では、彼の生涯や作品などに触れることができます。10のゾーンに分かれたスペースは、タッチモニターやのぞき窓など、趣向を凝らした造りになっており、楽しみながら学べる仕掛けとなっています。子どもはもちろん、大人も童心にもどってゆっくり久留島武彦の世界を体感できます。また、季節ごとに企画展も開催されています。
素朴な風情に癒される、玖珠の小さな「城下町」
大分県内には、代表的なところで言うと日田や臼杵、佐伯、杵築など「城下町」が多数ありますが、実は玖珠町にもこぢんまりとしていながらも、素朴な情緒ある城下町があるのをご存じですか?玖珠の森町と呼ばれる地域は、かつて玖珠の経済の中心地であった場所。歴史を感じさせる古い町並みが今なお残っています。
趣ある白壁の屋敷や、石畳と歴史を感じる町には「一寸法師」や「浦島太郎」、大きな金棒を持った鬼など日本の昔話をイメージしたオブジェが点在し、とってもユニーク。楽しみながら散策できます。
童話の里らしい、思わずほっこりしてしまう銅像です。
のどかな田舎風情と心温まる家庭料理が人気の店「金太郎」
玖珠の城下町の一角にあるお食事処「金太郎」は、 地元で長年愛され続ける店。古い民芸調の、どこか懐かしい雰囲気が漂う店内は、アットホームな温かさで訪れる人々を包み込みます。店内にはレトロカーの展示があったり童話の里らしく、可愛い小物なども置かれていて、心和みます。
ランチタイムには、定食やカレー、オムライスなど豊富なメニューが揃い、地元の食材を活かした料理はどれも絶品。家庭的で、ホッとする味わいは地元客だけでなく、観光で訪れた方からも支持されています。
ネーミングも気になり「かぐや姫」というメニュー名の定食を注文。団子汁にとり天など、小鉢など手作りの味が並びボリュームたっぷり。大分ならではの味を、この定食でまるごと味わえます。
玖珠の城下町散策の腹ごしらえのスポットとして大満足でした。温かいおもてなしに、何度も足を運びたくなるような、お腹も心も満たされるお店です。
いかがでしたか?ぜひ玖珠の小さな城下町や記念館、そしてグルメスポットで、ゆっくりくつろぐひと時を過ごしてみてください。
■久留島武彦記念館
珠郡玖珠町森855
■金太郎
玖珠郡玖珠町大字帆足287-1
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