耶馬渓の自然と歴史・文化を満喫できる「道の駅 耶馬トピア」「耶馬渓風物館」
新緑や紅葉、初夏と四季を通じて自然が織りなす美しい景色を楽しめる「耶馬渓」。特に秋の紅葉シーズンには多くの人々が訪れる場所としても知られ、大分を代表する絶景スポットとしても有名です。
今回は、静かに自然が息づく耶馬渓を知ることができる2つの場所を訪れてみました。
地元特産の「そば」や特産品がいっぱいの「道の駅耶馬トピア」
国道500号線沿いの、禅海和尚が手彫りしたとされる「青の洞門」や「羅漢寺」の中間地点にある道の駅。自然に抱かれた場所にあるこちらには、本耶馬溪産のそばを使った、そばを楽しめる食事処や地元の農産品や加工品が豊富に並ぶお土産品コーナーをはじめ、耶馬渓の観光や地域情報を知ることができます。曜日によってはカフェもオープンする「やばけい情報館」など、ゆっくりと耶馬渓の良さを感じることができる場所です。
休憩スポットも多く、ドライブ途中にちょっと一休みしたり、絶景を前に記念写真をとるのにもいい場所がたくさんあります。
お昼ごはんは、名物のそばを！
先ほども触れましたが、耶馬渓といえばそば。お昼の腹ごしらえにと道の駅内にある食事処へ。地元産のそばを石臼びきしたそば粉を使ったそばを味わえる場所として人気のスポットです。注文したのは「山菜そば」。豊かな風味と、のど越しの良さがたまりません！肉厚なしいたけやゼンマイ、タケノコなどまさに耶馬渓の山の幸満載な一杯でした。
またそばを味わうだけでなく、実際にそば打ちを体験できるスポットがあるようです。よそではなかなか味わえないそば打ち、旅の思い出に挑戦してみるのもよいかもしれません。
耶馬渓の歴史を見て知って楽しめる「耶馬渓風物館」
食事処のお隣に「耶馬渓風物館」と掲げられた施設があり立ち寄ってみました。
ここは、青の洞門で知られる禅海和尚にまつわる書物や絵画などの資料を中心に、耶馬渓の歴史や文化を知ることができる展示施設。また「日本遺産センター」として耶馬渓の文化や歴史、観光を写真や映像で知ることができる場所でもあります。
館内には青の洞門掘削工事に関する資料や「石造地蔵菩薩」や、「羅漢寺」に関する貴重な資料などを展示。また、広島生まれの漢学者「小野桜山（おのおうざん）」が全国行脚で集めた古書なども目にすることができます。
この風物館で耶馬渓の歴史に触れたのち、実際にその場所へ訪れてみるとまた一味違った視点で観光名所を楽しむことができるかもしれませんね。
耶馬渓の奥深い魅力を見て・味わって・体感できるスポット、行楽シーズンにぜひ立ち寄ってみてくださいね。
■道の駅 耶馬トピア
■耶馬渓風物館
中津市本耶馬渓町曽木2193－1
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