地域の人々が手がけた、美しい花々に癒される「おかばる花公園」
大分市郊外の松岡・横尾エリアは、「大分スポーツ公園」をはじめ、緑豊かで整備された環境や大型商業施設などもあり、ゆっくりと過ごせる場所も多く、幅広い世代に人気の場所です。
今日はこのエリアにある、お出かけにオススメな穴場スポットをご紹介します！
季節に合わせて、色とりどりの花が出迎えてくれる
「おかばる花公園」は、レゾナックドーム大分から車で約3分の場所の、静かな岡原地区にあります。こちらの花公園、もともと休耕田だった場所を、地域の住民の方々が中心となって20年以上かけて整備したものなのだとか。
8000平方メートルはあるといわれる広い敷地では季節とともに、色とりどりの花や植物を観ることができます。
訪れたのは4月頃。まず目に飛び込んできたのは、優しい色合いが美しい「ネモフィラ」です。春風にそよぐその姿は、大分市内とは思えない癒しの景色。4月中旬から5月中旬くらいまでが見頃のようで、その時期に合わせて「ネモフィラまつり」も開催されているとのこと。
他にも色とりどりの花が、たくさん植えられていて、その色とりどりの花たちは、訪れた人を和ませてくれます。思わずカメラを向けたくなる花でいっぱいでした。
ゆっくり花を愛でられるよう、くつろげるスペースも
園内を散策する途中には「お休み処」や、「ふれあい広場」など、ちょっと休憩できる場所も各所に設けられています。これも地域の方々によるものでしょうか。天気の良い日にのんびりとテラス席で花を眺めながらなんて最高です。
また、園内の一角には、曜日限定で農産品の販売も行う場所もありました。
毎年3月ごろからはチューリップも観ることができ、「チューリップまつり」も行われるようです。また、秋にはコキアやコスモスを観ることもできるそうなので、この時期にも訪れてみたいですね。
敷地内には鮮やかな花のほか、地域の人々などが手がけるガーデンも。「地域を花で盛り上げたい」という想いが伝わってきます。
学問の神様!?園内散策の途中に参拝しよう
花公園の敷地のすぐそばには「岡原天神社」という神社がありました。大きな神社ではありませんが、その歴史を紐解いてみると、1405年に建立されたという実に歴史の深い神社。祭神は、あの菅原道真というから驚きです。1907年（明治40年）に社殿が再建され、その後1994年（平成6年）に、再び社殿が新築されたようです。
「学問の神様」とのことなので、あやかりたい方は、花を愛でる散策途中に参拝するのもよしですね。
地元の人たちの手によって大切に守られてきた「おかばる花公園」は無料で楽しめるので、ご家族連れのお出かけにもピッタリなスポット。どんな花が咲いているか、インスタグラムなどSNSで事前にチェックして、ぜひ訪れてみてください。
おかばる花公園
大分市横尾1008
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