ジューシーで旨い!中津グルメの代表「中津からあげ」の魅力
情緒あふれる城下町や、迫力ある山々が広がる耶馬渓など、歴史と自然をたっぷりと楽しめる中津市ですが、散策するなかで忘れてはならないのがご当地グルメ! そして中津を代表する味といえば「からあげ」です。
「中津からあげ」の名は全国にも知れ渡り今や「からあげの聖地」と呼ばれ、たくさんの人が訪れます。
この「中津からあげ」のルーツは、第2次世界大戦後にさかのぼります。
当時、戦後の食糧難に備えて国が養鶏場をつくる政策がなされ、中津にたくさんの養鶏場ができたという流れから、昔から中津の人たちの鶏肉の消費量も多かったといわれています。
また、満州から引き揚げてきた人たちが、中国での鶏肉の食べ方を真似たことから「からあげ」が食されるようになったという説もあります。
道を歩けば、からあげ店にあたる!?中津のソウルフード
中津の人たちの食生活に欠かせないグルメの「からあげ」ですが、中津の中心地だけでなく三光、本耶馬渓、耶馬渓、山国など、中津市の各地域には専門店が多数点在しています。
その店舗の数は、老舗から新店まで数えると約50店舗以上!「コンビニの数よりからあげ店のほうが多い」といわれるほどの激戦区です。
また、中津の人たちは「からあげ」は自宅で作るものでなく店舗で買うもの、という意識をもつ方が多いのも特徴。地元のお客さんのなかには、からあげをキロ買いする人もいるほど。朝昼晩と食卓に並ぶことも珍しくないんだそうです。恐るべし!中津市民の「からあげ愛」ですね。
店舗によって味の個性も特徴も千差万別ですが、「中津からあげ」の大きな特色は、醤油や塩をベースに、様々なスパイス調味料などを用いた、各店こだわりのタレにしっかりと鶏肉を漬け込んだものを、注文を受けてから揚げるという点。鶏肉にしっかり味がしみ込んでいて、ジューシーさは格別です。
また揚げたてはもちろん、冷めても美味しく味わえるような工夫や手間暇がかけられているのも魅力のひとつなんです。
一度食せばリピート確実。希少な部位のからあげも人気の店
数ある店舗のなかで今回訪れたのは、中津駅から徒歩3分(ダッシュなら1分だそうです)「中津彩鶏々~イロトリドリ~」。生まれも育ちも中津という店長が試行錯誤し、「うちでしか味わえないオリジナリティある味を」と、定番のものから希少部位を使ったものまで幅広いメニューが並びます。
なかでも看板メニューのひとつ「Vチキン」は、鶏の鎖骨の付け根の部位を用いた珍しい一品。塩ベースであっさりながらもジューシー!
質の高いせせりを使った「金賞せせり」もここならではの味です。
たくさんのから揚げ店がひしめく中津市。多くの店舗がグラム単位で購入できるので、食べたい量だけ注文し、個性豊かな味のはしごをするのもいいですよ。
■中津 彩鶏々(イロトリドリ)
中津市中殿485-1
https://www.nakatsu-irotoridori.com/
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