風情あふれる「豆田町」で、可愛いおひさまに出合える「天領日田おひなまつり」
美しい山々や豊富な水が集まる筑後川が流れ「水郷」の地として知られる日田市。その中でも「豆田町」は江戸時代、町の大半が天領として支配され、九州の経済や文化の拠点として栄えた地域で、今もなお「九州の小京都」と呼ばれ親しまれています。
約10.7ヘクタールほどある豆田町とその周辺の地域は、伝統的な佇まいが現在も良い状態で残っていることから、平成16年に国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも選ばれています。
町人の町として栄えた、南北2つ、東西5つの通りからなる、当時の町割りが残された街並みは白壁や石畳、芽ぶき屋根の町家などが見られ、江戸の城下町風情たっぷり。土産物屋や飲食店が軒を連ね、毎日多くの人が江戸情緒を堪能しようと訪れています。
江戸の町人文化や天領にまつわる資料を展示「天領日田資料館」
城下町には商店だけでなく、日田の歴史を紐解けるスポットも多く点在しています。
豆田町の一角にある「天領日田資料館」は、江戸時代の町人の文化や天領に関する資料が豊富に並ぶ施設。城下町の歴史を知ることができます
レトロな佇まいが城下町で目を引く「旧船津歯科」
レトロな趣の佇まいに思わず惹き寄せられ立ち寄ったのは「旧船津歯科」という場所。
こちらは大正時代に建てられ、昭和3年に歯科医院として洋風建築に改築したとされる、豆田町でも数少ない洋風の建築物。
当時の診察室や待合室の面影をそのまま残した展示室などがあり、館内は無料で見学ができます。現在は「豆田まちづくり歴史交流館」としても利用されているようです。
城下町が華やかにが彩られる「天領日田おひなまつり」
日田におでかけしたならぜひ観に立ち寄りたいのが「おひなさま」。毎年2月中旬から3月末ごろまで行われる「天領日田おひなまつり」は、豆田町や隈町など市内約10ヶ所で、艶やかな雛人形を見ることができます。
布と紙で作られた珍しい「おきあげ雛」など、さまざまな種類の雛人形が町を彩り、城下町はよりいっそう華やかに。また、おひなまつりの開催期間中には「流しびな」や「着物展」などの催しも行われるようなので、事前に予定をチェックしておくと、より楽しめるかもしれません。
今回、訪れた豆田町にある「ひな人形ミュージアム ひな御殿」は、この時期はもちろん、まつりの時期でなくても、雛人形が常設展示されているミュージアム。日本最大級の段飾りなどは圧巻で、見応え十分です!
春の訪れはもうすぐ。城下町散策を楽しみながら、ゆっくりとお雛巡りも楽しんでみてください!
■天領日田資料館
大分県日田市豆田町11-7
■豆田まちづくり交流館(旧船津歯科)
日田市豆田町9−15
■ひな人形ミュージアム
ひな御殿 日田市豆田町13−6
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