コレクションの数は圧巻!洋酒の奥深き魅力が詰まった「天領日田洋酒博物館」
訪れたのは日田市・豆田町から車で約5分、本庄町にある「天領日田洋酒博物館」。店先にはヴィンテージ感たっぷりなフォルクスワーゲンが飾られ、何とも気になる佇まいです。
扉を開けると、広々とした空間に数えきれないほどに洋酒のボトルや、ノベルティグッズなどがずらり! アメリカの禁酒法時代の未開封ボトルや、「ジョニーウォーカー」「ホワイトホース」など有名どころはもちろん、超・レアなウィスキーまで、銘酒の数々に目を奪われます。その洋酒の数は、なんと4万本以上というから驚きです。
他にも時代を感じるレトロなポスターやコースターなど、とにかくその膨大なコレクションに圧倒されます。
また、こちらの博物館は、ある出版社が発刊した「厳選!ニッポンの行くべき博物館20」にも選ばれたのだとか。私設のミュージアムのなかでも、これだけ洋酒に関するアイテムが揃う場は、全国的に見てもかなり珍しく、全国から「洋酒マニア」がその噂を聞きつけ、訪れるのだそうです。
40年以上かけて集めた、渾身のコレクション
膨大なコレクションを集めたのは、博物館のオーナーである高嶋甲子郎さんによるもの。
日田市出身の高嶋さんが、自身の父の影響を受け洋酒の魅力にハマり、40年以上かけてコツコツと集め続けたものなのだとか。ベーシックなものはもちろん、超レアなものもたくさんあり、洋酒好きが泣いて喜ぶものばかりです。時代を感じるコレクションの数々に「このお酒飲んでたよね~」「こんな年代物が見られるなんて!」と、感激するお客さんも多いのだとか。
ウイスキー好きが高じ、念願かなって手に入れた貴重な「蒸留器」
館内の中央には、なんと「ニッカウヰスキー」の創業者である「竹鶴政孝氏」が造った初期の蒸留所のポットスチル(単式蒸留器)が鎮座しています。
このポットスチルは以前、日田市内にあった「ニッカウヰスキー九州工場」へ高嶋さんが何度も足を運び交渉し、念願かなって設置となった、この博物館の目玉ともいえる貴重なアイテムです。
その他にも、NHK連続テレビ小説「マッサン」に関するアイテムも並び、ウイスキーファンならずとも、思わず見入ってしまうものが多数展示されています。
店内の一角にはバーカウンターが配され、お酒を楽しめるスペースも。長いバーカウンターの目の前にはギッシリと洋酒のボトルが並び、オールドテイストなバーの醍醐味を楽しめます。貴重なボトルなどのコレクションに囲まれながら美酒に酔いしれるなんて、お酒ファンにはたまりませんね。
博物館の入館料は800円。お酒好きはもちろん、お酒に詳しくない人にも高嶋さんが分かりやすく説明してくれるのでご安心を。よそでは出合えないコレクションの数々は、洋酒の奥深き魅力を教えてくれますよ。
■天領日田洋酒博物館
日田市本庄町3-4
https://tenryo-hita-whiskymuseum.com/
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