九州最大級の花絶景が広がる「長崎鼻」
■四季折々の花が咲き乱れる岬
国東半島の北端に位置する豊後高田市の「長崎鼻」。周防灘に面し、海水浴場とキャンプ場「花とアートの岬 長崎鼻」、カフェ「fiore(フィオーレ)」を有するリゾート地には、一年を通して様々な花が咲き乱れます。
特に多くの観光客で賑わうのが春と夏。毎年3月〜4月には14ヘクタールの畑に九州最大級とも言われる約2000万本もの菜の花が咲き、岬一面が黄色の絨毯に。また開花から1ヶ月間は「菜の花フェスタ」が開催され、美味しいグルメが楽しめるほか、フォトコンテストなども開催され、春の訪れを感じる恒例のイベントとなっています。
また同時期にキャンプ場内にあるソメイヨシノやヤマザクラをはじめとする桜の木も満開を迎え、ピンクと黄色のコントラストが美しい、菜の花と桜のコラボレーションも楽しめます。
黄色の絨毯は夏にも! 8月になるとキャンプ場には約140万本の色あざやかなひまわりが咲き、その光景は圧巻です。
春の菜の花畑が終わった後に、スタッフさんたちが種を蒔き、丁寧に育てていくそうで、ひまわりたちが同じ方向を向いて咲くフォトジェニックな風景は、豊後高田の夏の風物詩とも言えます。ひまわりは見頃を迎えてから枯れるまでが1週間程度と短いのですが、長崎鼻では開花時期をずらす様に種を蒔いて育てているのだとか。そのため8月9月のシーズン中はずっとひまわりを楽しめるそうですよ。
またひまわりの時期には「ひまわりフェスタ」が開催。ひまわりを使った迷路なども登場します。
また他にもキャンプ場内では夏になるとフジや、アジサイ、秋には黄色く可愛らしい花ツワブキ、サザンカ、ヤブツバキなども咲き、1年を通して花に囲まれる癒しのスポットです。
「花とアートの岬 長崎鼻」のホームページによると、そもそも花が咲き誇る広大な畑は昔、この地で栄えたタバコ栽培の畑や生活の為のイモ・麦等の畑だったのですが、後継者不足や作り手の高齢化などにより耕作を放棄され、荒地と化していたのだそう。そんな中「キャンプ場へと続く道に花を植えよう」と、地元ボランティアの方々が立ち上がり、毎年開墾を続けたことで、今では16.5haもの畑を有し、今も広げ続けているのだとか。毎年見ることができる美しい花絶景は多くの方の手によって作られているのですね。
■世界的アーティストの作品が岬に!
長崎鼻には、芸術家のオノ・ヨーコ氏や韓国を代表する現代アーティストの1人、チェ・ジョンファ氏など世界的なアーティストをはじめ、国内作家の作品も多く展示されており、花と一緒に芸術作品を鑑賞することができます。これらの作品は、2014年に開催された「国東半島芸術祭」で展示されたもので、以後常設展示され、いつでも見ることができます。
オノ・ヨーコ氏の作品は、「見えないベンチ」。長崎鼻には13基のベンチが隠れていますので、どこにあるかを見つけて、座ってみてくださいね。
チェ・ジョンファ氏の作品は段々畑の頂上に作った花のピラミッド。満開に咲く花々を一望するのにオススメなビュースポットにもなっています。
■大分百景の洞穴も!
長崎鼻の海岸はリアス式の海食崖。この御前の先端部には約20もの海食洞があり、これらは大分県の天然記念物に指定されており、さらに大分百景の一つとしても選定されています。
一番大きな洞穴は、行者洞穴と呼ばれ、古くは修験道の修行の地であったと言われています。また洞穴の中には歩いて降りることができるものもあるので、探検してみてくださいね。
花もアートも海水浴場も楽しめるリゾートスポット、長崎鼻。風で香る花の香りを感じながら、のんびり散策してみてください。菜の花やひまわりの開花情報は、ホームページで確認してから訪れるのがベターです!
■長崎鼻リゾートキャンプ場
〒872-1207 大分県豊後高田市見目4060
キャンプ&海水浴:0978-54-2237
カフェレストランfiore:0978-54-2200
http://www.nagasakibana-oita.jp
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