日本屈指の炭酸泉をめぐる！「クアパーク長湯」と「みつばちの湯」
竹田市にある「長湯温泉」は、日本でも有数の炭酸泉が湧く地域で、県内外の温泉ファンから支持されている温泉スポットです。その泉質の良さは、ドイツで温泉治療学を学び研究した松尾武幸博士が「飲んで効き 長湯して利く長湯のお湯は 心臓胃腸に血の薬」というほど。さまざまな心身の不調を癒やし、幅広い効能をもつ湯として親しまれています。
そんなのどかな長湯の自然のなかで、ひと際目を引く建物が。
「クアパーク長湯」は、長湯の炭酸泉を利用した温泉複合施設です。モダンな佇まいは、有名建築家・坂茂さんがデザインされたものなのだとか。木をふんだんに使ったアート感溢れる造りに期待感が高まります。
健康を目的にした温泉の楽しみ方ができる「クアパーク長湯」
館内の温泉は、水着をレンタルして入浴。50mの歩行浴ができるバーデーゾーン、内湯など、さまざまなスタイルで炭酸泉を楽しめるようになっています。
とくに炭酸泉の効能を感じながら歩行して楽しむ歩行湯はとても珍しく、なかなか味わえない体験。重炭酸のパワーと歩行のダブルパワーで、湯上り後は体がポカポカになります。
立ち寄り湯としての利用はもちろん、敷地内にはオシャレな宿泊施設もあるようで、じっくり温泉を楽しむなら、泊りで楽しむのもいいかもしれませんね。
お手頃な料金で長湯温泉を楽しめる「みつばちの湯」
クアパーク長湯のすぐそばに、もうひとつ気になる温泉を発見！
次に訪れたのは「みつばちの湯」です。こちらは、こぢんまりとした佇まいで地域の人たちも多く利用している施設のようでした。
まず驚いたのはリーズナブルな入浴料。男女別の温泉は、それぞれ内湯と露天風呂があり、何と330円という手軽さで入浴できるんです！
湯舟は小ぶりなサイズ感ではありますが、内湯は半露天のようになっており、のどかな田園風景や青い空を眺めながらゆったりと温泉を満喫でき、気分爽快！この料金で温泉情緒を満喫できるなんて幸せです。
内湯の隣には露天風呂もあり、さらに開放感たっぷりななか温泉を楽しめます。お湯はちょっと熱めなので、少し水を足して入る方もいるようです。
炭酸泉ならではの茶褐色の湯には、ちょっと油っぽいもの浮いていて、ちょっと驚きましたが、実はこれこそが温泉成分のもとである「湯の花」なのだそう。こんこんと湧く温泉の恵みが濃厚な証なんですね。
他にも貸切湯もあるようなので、他のお客さんを気にせずのんびり長湯温泉を楽しみたい人はこちらもオススメです。
特色の違う２つの長湯温泉スポット。どちらもとてもいい温泉なので、長湯散策のスポットとしてぜひ立ち寄ってみてください。
■クアパーク長湯
竹田市直入町長湯3041-1
■みつばちの湯
竹田市直入町長湯3050-2
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