昭和にタイムスリップできる「杵築レトロ館」と、旨いおにぎりが味わえる「ます田や」
江戸の風情が今も色濃く残る杵築市の城下町はいつ訪れても、人々の心を和ませ癒してくれます。杵築城や武家屋敷など、由緒ある数々の観光名所の散策途中に、ぜひ立ち寄ってみてほしいのが、杵築神社の近くにある「杵築レトロ館」です。
白壁造りの建物の軒先に「ドラえもん」の大きな置物がインパクトたっぷりで、「一体、ココは何なんだろう?」と、その佇まいにワクワクします。
昭和を思い出す、懐かしの品がズラリ
建物の中へ一歩足を踏み入れると、江戸時代から昭和初期にかけて使われた、生活用品やおもちゃ、楽器、書籍や学校用品、骨董品などが展示されています。
米蔵を改築しつくったという館内は、蔵の落ち着いた雰囲気のなかに、時代にタイムスリップしたかのような展示品が不思議と調和していて懐かしさたっぷりです。
館内にある展示品は昔、ままごとで遊んでいたままごとのおもちゃや、昭和を代表する名スターの本やレコード、昭和初期のテレビやブリキのおもちゃなどが並びます。
昭和世代の方たちにとっては、思わず「懐かしい~!」と声を上げずにはいられないものばかり。また予約制で、このレトロ館や杵築の城下町の魅力を、観光ガイドの案内を聞きながら楽しむこともできるそうなので利用してみてもよいかもしれません。
城下町散策の休憩にぴったりなおにぎり屋さん
杵築レトロ館をあとにし、てくてくのどかな町並みを歩いていくと、少し小腹が減ってきたので「おにぎり」の専門店「ます田や」へ立ち寄りました。こちらでは、お店の向かいにある、老舗の米屋さん「神田米穀店」さんのお米を使った、ふっくら炊きたてのごはんを使ったおにぎりを楽しめます。
おにぎりの具材もサケやツナマヨや、ちょっと変わったところでと「もろみ」など種類も豊富にあり、どれにしようか迷いましたが、今回はお米本来の味を堪能すべく、「おかか」を注文しました。
やさしく握られた、ちょうどよい大きさののおにぎりは、シンプルながらも噛めば噛むほどに米本来の風味を感じる、心和む美味しさ。ちょうど伺った日は、人気の品種「ミルキークイーン」の新米を使い始めた日だったそうで、ラッキーでした。
今回は、おにぎり1種類のみをオーダーしましたが、みそ汁や小鉢などとのセットメニューもあるようで、セットについてくるお味噌汁の味噌も、杵築の「綾部味噌醸造元」のものを取り入れているのだとか。地元の素材をふんだんに使った味わいを、美しい城下町で味わえるなんて、粋なお店です。
ランチスポットとしての利用はもちろん、ちょっと休憩のついでにもふらりと立ち寄れる、オープンスタイルのお店でした。
まだまだ見どころはたくさんある杵築の城下町。今回ご紹介したスポットも巡りつつ、のんびりと散策を楽しんでみてくださいね。
■杵築レトロ館
杵築市大字杵築字多門6-2
■ます田や
杵築市杵築 171
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