サイクリングのためのハブ施設「サイクルパークおおの」
サイクリングターミナルを起点に4つのコースを巡る
豊後大野市の道の駅「おおの」の隣に、2022年、カラフルな大きなタイヤが目印のサイクリングハブ施設がオープンしました。
中九州横断道路が延伸したことで、車の通行量が減少した旧国道57号。しかし、車の代わりに旧国道57号をサイクリングで楽しむ人々が増えるようになったそうです。
そこで豊後大野士は、サイクリストを対象にして、メンテナンスもできる休憩スポットとして施設をオープンすることにしたのです。
豊後大野市には、サイクリングコースが用意されています。「サイクルパークおおの」を拠点として四季折々の豊後大野市の自然を満喫できるコースとなっています。
コースは、市内の道の駅を周遊する全長約56kmのコースや、「大分市立のつはる少年自然の家」を目指す高低差の激しい「全日本自転車競技選手大会ロードレースコース（全長30km）」、アーチ式の石橋が数多くかかる川としても有名な蛍の名所「白山渓谷」や、日本最大の水中鍾乳洞「稲積鍾乳洞」、日本一位と二位の長さを誇るアーチ橋の「出会橋」「轟橋」を通る、「御嶽山山岳コース（全長60km）」、東洋のロダンと呼ばれる朝倉文夫の記念館や、ぼたん桜の名所として人気の「えぼし公園」を巡る「芸術散策コース（全長21km）」の4つのコースがあります。
施設内にはサイクリングマップも設置されていますので、どのコースを巡るか悩んでみてください。
足湯や修理スペースも用意！
施設内には、疲れた体を癒すことができる休憩スペースのほかに、10時から18時まで無料で利用できる足湯があります。足湯は竹チップ専焼ボイラーを使用し、市内で放置されている竹をチップ化。ボイラーで燃焼することで発生する熱源を使用しています。環境に優しい再生可能エネルギーかつ、里山保全にも繋がるSDGsな取り組みですよね！
こちらの足湯はもちろんサイクリストだけでなく、誰でも利用することができますので、ドライブがてら立ち寄ってみるのもおすすめです。
またパンクなど突然の故障にも対応できるように、サイクリストには嬉しい修理スペースがあり、修理工具やスタンドを自由に使うことができますよ。
またサイクルパークのお隣にはレストランを併設した道の駅「おおの」もあります。地元産の農産物やお惣菜などもたくさん揃えていますので、地元の旬の味を見つけに、こちらにもぜひ足を伸ばしてみてください。
■サイクルパークおおの
豊後大野市大野町田中
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