日出町の物産品も買える! 観光交流拠点「二の丸館」

2023/01/29

# 日出町

まずはここから! 日出町の観光拠点

 

日出町を観光する前に訪れておきたい場所が、日出城址の近くにある観光交流拠点の「二の丸館」です。平成22年に誕生した「二の丸館」は、立派な櫓や裏門、和風庭園があり、日出城の雰囲気を醸しています。

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館内にあるのは、ひじ町ツーリズム協会の事務局。日出城址中心エリアをはじめ、日出町全体の観光案内所を兼ねており、多くのパンフレットが並んでいます。

それだけでなく「二の丸館」内には、テイクアウトのお弁当やソフトクリーム、コーヒーフロートなどの販売を行う喫茶店に加え、日出町の物産と土産物が販売されており、観光の拠点として、多くの観光客で賑わっています。

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また、敷地内には、日出城の遺構である裏門櫓(鐘櫓)があります。裏門櫓は、日出城本丸東の搦手(裏門)を守るために築かれた櫓で、2000年に日出町教育委員会が解体、保存し、2010年に復元しました。

この歴史的に重要な文化財は、2022年11月からコワーキングスペース「yagura」としてオープンしており、「お城でおしごと」をテーマに、ワーケーションやヘルスツーリズムなどの誘致を行っているそうです。(2023年3月末まで試験運用として、2時間程度無料)

 

風情ある建物で仕事をして、息抜きに城下町を散策するという働き方を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

日出町の偉人の銅像もチェック!

 

「二の丸館」の裏門を抜けると、2つのブロンズ像があります。

一人目は、江戸時代後期の儒学者・経世家である帆足萬里です。帆足萬里は日出で生まれ育ち、独学で経済、物理、医学、天文学を習得。13代日出藩主の木下俊敦に請われて家老職につき、日出藩財政の再建にも力を尽くしました。国東の三浦梅園、日田の広瀬淡窓とともに豊後の三賢と称されています。

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そしてその横の銅像は、楽聖、滝廉太郎の像です。滝廉太郎といえば、作曲した「荒城の月」のモチーフが竹田市の岡城であると言われていることから、竹田市に縁の深いイメージを持っている方も多いかもしれません。

ですが、日出町にも縁があるんです。

廉太郎の祖先は、代々日出藩の家老などを努める上級武士の家柄でした。菩提寺は数多くの日出藩士が眠る竜泉寺にあり、瀧家及び廉太郎の墓が残っています。

そのことから、秋には、記念の音楽祭なども催されており、日出町では親しみ深い偉人の一人となっています。

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滝廉太郎の墓がある竜泉寺は「二の丸館」から少し離れていますので、「二の丸館」でレンタサイクルを借りて巡るのもおすすめです。

 

 

■二の丸館

879-1506 大分県速見郡日出町2612番地1

 


 

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