防犯対策の心得 建物をチェック
【防犯対策の心得】 建物をチェック
■オートロック付き物件で安心
空き巣被害を減らすために有効なのが、「オートロック」機能の付いた物件。エントランスと自室が二重に守られている安心感が大きな魅力です。
信頼性の高い警備保障会社に加入している建物の場合はさらに、一人暮らしでも「安全面に対する安心感」が高くなると言えるでしょう。
■防犯性の高いTVインターホンでリスクを回避
セキュリティ充実物件の代表的な設備が「TVインターホン」です。
泥棒が居住者の留守を確認する方法で最も多いのは「インターホンを鳴らすこと」という調査結果もあり、モニター越しに不審者の姿を確認したり録画したりできるTVインターホンは「安心の暮らし」に求められる設備と言えるでしょう。
■不審者対策に「あるだけ」で有効な防犯カメラ
防犯対策への注目度が高まっている一方で、防犯カメラの設置が進んでいないマンション・アパートも一部あるようです。
常に監視できるだけでなく、不審者対策として「あるだけ」でも抑止力になるのが防犯カメラのメリット。一人でも子育て世帯でも、部屋探しの際は防犯カメラの有無をチェックしておきましょう。
■エレベーター
最近のエレベーター内にはカメラが設置されており、その様子を1階のモニターで確認できるタイプのものが増えています。
このタイプであれば、エレベーター内に不審者がいないかを確認できるのでひとつの安心材料になります。
■ポスト
郵便ポストが誰でもアクセスできてしまう位置にあると、防犯上問題がありますので、女性の場合は、そのような賃貸物件を避けた方が良いでしょう。
オートロック扉内にあり、外からアクセスできないポストが用意されている物件を探すようにしましょう。
■駐輪場の防犯
駐輪場に置いていた自転車を盗まれるという被害は決して少なくありません。
まずは、駐輪場が道路に面しているか、または建物の1階に位置しているかを確認しましょう。
道路に面していてあまり明るくない場合は、自転車の盗難に遭う確率が高くなってしまいますが、防犯カメラが設置されたマンション1階であれば比較的盗難の確率が下がると言えます。
■ゴミ置き場の防犯
ゴミ置き場が暗がりの中にあるマンションは少なくないでしょう。こうした立地条件は、防犯上良くないと言えます。
ゴミの不法投棄はもちろん、個人情報のデータ類が盗まれ、ストーカー被害につながってしまう可能性もあります。ですから、1人暮らしの女性は特に、ゴミは収集される直前に出すように心掛けることも大切です。
同時に、監視カメラが設置され、それが正常に作動しているかどうかを管理会社に確認するようにしましょう。ゴミ置き場が、外部から死角になっているアパート・賃貸マンションは多いので、注意しましょう。